<トラブルフリー>



Myプジョー206近影

<トラブルフリー/いまさらドライブインプレッション>

2001年3月4日現在、僕のプジョー206XTは走行距離17000kmあまり。購入してからもうすぐ丸11ヶ月が経とうとしているのに、いまだに以前書いたドアが閉まらない、というトラブルと、エアバッグ警告灯がするはずのない点滅をするというトラブル以外、目立ったものは起きていない。エアバッグ警告灯は、ディーラーに相談したところ、「そんなもんですよ」という非常にラテンな返答をいただいたのだが、この冬症状が少し多くなってきたので、警告灯の点滅を司っているのはどこだ、と考えてみたところ、エアバッグキャンセルスイッチを「ON」(つまり助手席エアバッグが働かない状態)にすると警告灯が点灯する(これは正常な動作)ことに着目し、一回「ON」にしたのちもういちど「OFF」にしなおすという超アナログかつローテクな対処によりそれから一度も症状が再発しない。

それ以外はほーんとに元気である。慣らし以降、エンジンのためだと心を鬼(?)にして、積極的に高回転域を多用して、機会があれば「ブン回す」運転を続けている結果 、非常にレスポンスのよろしい、ピックアップの良い状態を保っている。山梨でいうと韮崎から清里・野辺山方面 に抜ける141号線や、八ヶ岳高原有料道路など、適当にアップダウン、そしてコーナーの愉しめるワインディングを、3速や4速、場合によっては2速を使用しながらブンブンと登っていくのは非常に愉しい。スピードは全然速くないのだが、スポーツしている感覚がみなぎっている。

僕の前の車のU12ブルーバードSSSも、わりかしあの時代の車としてはハンドリングの良かった方で、けして小さいとは言えない車体だったがワインディングを走るのは愉しかった。しかし、それ以上にプジョー206はそのコンパクトさ、軽さも相まって、くいくいとコーナーを駆け抜けるのが幸せになるクルマである。回頭性のよさももちろんだが、曲がっている最中のステアリングに伝わってくる感触が非常に安心できるもので、操作の加減が判断しやすい。そして応答性はも非常によく、思った方向にクルマをすぐに差し向けることができる。

そうした脚のよさは、乗り心地にも奏功。突き上げを伝えつつ、その突き上げが角が取れている、非常に快適で、長い時間乗っていても疲れることがないのだ。1.4lカーとしては、二重丸花付きの上質な乗り心地である。ここらへんとスポーティーさのバランスが、国産コンパクトにはあまり出せていない。VitzのRSに、この間乗ってみる機会があったが、Vitzのある意味アイデンティティでもある柔らかな脚を無理に固めている気がして、やはりバランスの良さと言う点ではあまりにもスポーツに振りすぎな感がある。エンジンはトルクフルだが、トルクフル過ぎて、あまり回すことができない感じ。軽さが全体的にスポイルされてしまっているのだ。もちろん、これはプジョー206のホットモデル、S16にも(乗ってみる機会があったら)おそらく感じてしまうことなのであろう。僕がベーシックグレードのMTを選択したのは、そのへんに理由があるのである。

最近、僕のすんでいる街でもよく206を見かけるようになった。買った動機が動機であるので、べつに多くなってがっかりすることはない。このクルマをいいと思っている人、それが高じて購入する人が一人でも増えるということはいいものだと心から思う。もしかしたらそんな人も、このページを見てくれていたりするのだろうか。山梨の206オーナーの方、足跡をGUESTBOOKかなんかにいただけると、もれなく私が喜びますので、ぜひひとつ。



ぶんせきは
KENTARO