「My Graduation」
〜ちょっとかわいそうな気さえする〜
SPEED 1998

T0P/ MUSIC ESSAY/KINKYO
GUESTBOOK/BACKNUMBERS


 かわいくなくなったよね。SPEED。なんか、最近見ていて切ないです(そんなに好きってわけじゃなかったんだけど、最初から)。でも、出たての頃は、なんていうかこうパワフルで、「年端も行かない子供の大人びた唄なんか、聴いてられっか。」っていう心ない声に対しても、有無も言わせずはねのけちゃいそうな感じがあって、結構、「いけいけーっ!」っていう感じで見ていたんですが、最近は、何だかこう、MAXになりたくてみたいな、無理に大人びさせた演出が目立って、しっくりきていない様な気がする。無理にスーツなんか着せることないと思うんだけどなあ。そういう路線にしたきゃ、あと2年くらい経ってからの方が、ずっとしっくり来る、歌もまあまあ上手いしいけると思うんですが。でも、ここんとこ流れが速すぎるからねえ。ZARDやDEENみたいな、今斜陽な人たちなんかあわててシングルリリースしまくってるし、ELTだって「儲けるときに儲けなくてどうする!!」みたいな姿勢アリアリだしね。別にいいんだけど。これが才能あるミュージシャンの首を締めないことを願うばかりだ。

 ってまたハナシが横転したが、この唄についてに戻ろう。しかし、伊秩氏、ついにSPEEDでもぼろを出すって感じですね。演歌です、演歌。「光っていますぅ〜」の所なんか島袋の唄い方自体が演歌っぽいのに輪をかけていますね。じっくり読んだら「北の宿から」の世界ですよ、これは。それに、「私のMy Graduation」って何?英語に意味があるとか、ないとか以前の問題ですね。どうせなんか言われればクリエイター側ならではの論理で屁理屈こねるんでしょうけど、絶対おかしいですね。中学生でも「あれっ?」って思うって、問題じゃないですかね。

 まあね、でもニホンジンは好きなんだ根っから。こういう「卒業」とかの涙ネタにかこつけて唄だしたりされると、もう飛びついて買っちゃうもんね。演歌を聴かない若い世代だって、結局こういう浪花節っていうか、オナミダ頂戴っていうか、そういうのに弱いわけでしょ。筆者だって決して強いわけじゃないし。やっぱりね、オリンピックでハラダ見て感動しちゃう人だから、同じ穴のムジナかな。「長い間(KIRORO)」もブレイクしてるしね。3月って、結構オイシイんですよね。

〜追記〜
「チョーカー」っていう文化は、まだ健在なんだ。名前が格好悪いからすぐなくなると思ったんだけどね。ふーん。


ぶんせきは
KENTARO